| 開催日 | 2018年3月14日(水) 晴れ |
| 講座名 | コケの観察 |
| 講師 | 木村 全邦先生 |
| 場所 | 橿原公苑 |
終日快晴で、昼間は20℃を超す絶好の講座日和。
午前の座学では、まずコケが万葉集で詠まれており、「苔生す(むす)」等と表現され、コケが古くから日本人の深層に深く入り込んでいたことを教わる。コケは植物で、根や維管束がなく、花を咲かさず、オスとメスがない。また「コケ」の名前がついてもモウセンゴケやアカミゴケ等、コケでないものも。さらにコケの種類・形態・繁殖方法を教わり、一気に理解が進む(でも、胞子体・配偶体の染色体数の違いは、ちょいと難しかった)。
後半の屋外観察では、まずルーペの使い方を教わった後、そのルーペを通して様々なコケの種類や胞子体・配偶体の形態等を鮮明に観察し、皆さんから驚きの声が漏れる。岩の隙間のハリガネゴケ、形状がその名の通りのジンガサゴケ、芝地に生えるハイゴケ、樹木の幹に増殖しビロードのような感触のコモチイトゴケ等々、日常生活では見過ごしがちだが、異なる環境に順応するコケの生態を知ることができた。
そして、A4コピー用紙で作った簡易採集袋に数種類のコケを収納し、採集地・生育基物・種名等を記入した上で、大事そうに持ち帰った。



