大阪シニア自然カレッジ

15期生7月14日講座報告

開催日2021年7月14日(水) 晴れ
講座名河口・干潟の生物
講師山田 浩二先生(貝塚市立自然遊学館)
場所近木川河口、二色浜

南海二色浜駅に集合し、近木川河口に向かい、河口の葭原でカニ釣り体験をした。短い竿に各自たこ糸を結び、餌はチクワ、スルメ、ソーセージで開始し、クロベンケイガニ、ハマガニ、アシハラガニの3種類のカニが釣れた。葭原の中やコンクリート土手の下に隠れていたり、葭原の泥の穴にいて付近に餌を置くと顔を出してくるカニもいた。餌は食べるが、葭がひっかかっり途中で落ちてしまう等、釣り上げるのは一苦労だった。クロベンケイガニの脱皮したての脱皮ガラも見られた。脱皮後1日もしないうちにまた黒くなるそうだ。

近木川は1990年代は大阪府の2級河川中ワースト1の水質汚染の川だったが、2000年代には工場排水と市民運動による生活排水の改善により、現在もワースト10にも入っていないそうだ。

二色浜では磯の生物採集と観察をした。カニは2種類採集し、同定によりヒライソガニ(甲羅が平たく色や模様は個体差がある)とケフサイソガニ(ハサミの根元に房状の毛がある)を観察した。ユビナガホンヤドカリが沢山採集でき、素早い動きに驚いた。ハクセンシオマネキ、亀の手や淡黄乳白色のヒモイカリナマコも見られた。二色浜はアマモの自生地としては大阪湾の最北端、フジツボは赤ちゃんの時は動くこと説明を受けた。(T.U)