| 開催日 | 2018年11月21日(水) 晴れ |
| 講座名 | 紅葉と冬芽の観察 |
| 講師 | 栗谷 至先生(大阪自然環境保全協会理事) |
| 場所 | 和泉シティプラザ、宮の上公園 (和泉市) |
午前の座学では「樹木の季節変化」「葉の色の変化」「冬芽の状態・各部の名称」「ブナ科とニレ科の見分け方」そして「ドングリの見分け方」の講義。
落葉樹は「開葉期→展葉期→着葉期(光合成)→落葉期」と1年サイクルで変化。落葉前に葉の中の栄養分を回収して幹や根に蓄える。副産物として葉緑素(緑色のクロロフィル)が分解され、緑色の葉から紅葉、黄葉、褐葉に変化し、美しい景色を織りなす。紅葉する理由(目的)は「落葉する直前に養分を回収し組織を守る説」「害虫に対する戦略説」等が言われているが結局は解らないとのこと。植物の不思議さと逞しい一面を感じる。
午後は宮の上公園で植物観察。モミジバフウやメタセコイヤは、紅葉の色に鮮やかさを欠いていたのは秋に暖かい日が続いた影響かもしれない。イロハモミジは、高い所では紅く、中ほどは黄色で、下は黄緑色になっていた。上空から日光が当ることで、上は温度が高く下になる程温度が低くなるためとのこと。面白い変化である。アラカシやクヌギ等のドングリを「検索表」を見ながら調べた。ドングリの形や殻斗の形で同定したが、アラカシとシラカシ、クヌギとアベマキ等よく似たものの判別は中々難しい。
先生の和やかな駄洒落と、時には脱線しながらの講義はたいへん楽しく、いろいろな「気付き」に出会えてますます植物に興味を持った。天気の良い日に野外を歩きながら、四季の自然に触れ、自然を観察するのは楽しいものだ。(2班作成)



