| 開催日 | 2025年11月5日(水)曇りのち小雨 |
| 講座名 | 九度山散策と紙漉き体験 |
| 講師 | まちなか語り部の会ガイド・紙遊苑施設担当者 |
| 場所 | 九度山町町中・紙遊苑 |
南海高野線九度山で10時にガイドさんと待ち合わせをして、二班に分かれ真田幸村が流罪されていた九度山の町を、ガイドさんの楽しい説明を聞きながら散策しました。慈尊院は、舗装されている参道から世界遺産に登録されている高野山金剛峰寺への入り口との事。出発地である町石が有り1町(109m)ごとに建てられている。本来、舗装等近代的に手を加えていたら世界遺産には認められないのが、舗装前の状態を認められて登録されたそうだ。
真田古墳(真田の抜け穴伝説)は、幸村がこの抜け穴を通って冬の陣の時に、大阪城まで行って参戦したと言われているが、紀ノ川の下を掘っていくような技術は、その時代にはないはずなので、『歴史はロマンです』との説明を聞いて何となく納得しました(笑)
紙遊苑に12時頃着いて昼ご飯を食べて、紙漉きに臨みました。楮(こうぞ)の皮を蒸して叩いて茹でて、どろどろした液をすくって水分を切り、紙の元になる原材料を四角い網(漉き桁)ですくう作業を教えてもらい、楽しみながらも真剣に取り組みました。少し失敗をして再度チャレンジする人もいましたが無事終了しました。以前はたくさんの紙作りの作業場が有りましたが、和紙の需要が減り今は一軒もなく、伝統文化と技術を伝えるために紙遊苑だけになってしまったようです。漉き桁ですくった後、水切りの為に少し乾燥させその後板に張り付け本乾燥をして完成。数日後に送ってもらい、各自が作った漉き紙で卒業証書に仕上げ、3月18日の修了式に手渡される事になります。良い思い出になれば最高です。 (N/N K/K)











