大阪シニア自然カレッジ

17期生 12月17日講座報告

開催日2025年12月17日(水) 晴のち曇り
講座名野鳥講座②
講師日本野鳥の会大阪支部幹事  鳥獣標識調査員 バ-ドガイドKUGE 久下 直哉 先生
場所大阪城公園

 森ノ宮駅から大阪城公園内に入り、広場にて再集合し、講座の内容は、野鳥の種類を追うのではなく、鳥の見つけ方や鳥のしぐさを感じる事が主になると説明されました。

 バードウオッチングをスタートさせてヒヨドリが群れで騒ぐ声が聞こえました。秋冬にかけて都会に、雪の降る地域から餌を求めて本州に南下してきます。通常の春から初夏にかけて倍以上に賑やかな事と感じておられるとの事でした。次にシジュウカラが目線の高さで姿を現しました。慌てて双眼鏡で見るよりも、シジュウカラが近づいてくるまで待ち、肉眼で十分に見られるまで双眼鏡は置いておきましょうと話をされました。次にカエデに止まったハシブトガラスの姿に受講生のみなさんは、今までの印象が変わってしまいました。望遠鏡で見たハシブトガラスの瞳に対し「かわいい」や「目がかわいい」と連呼し始めました。一般的にはゴミをあさる、追いかけられる、怖い黒い鳥というのが印象です。今回はこの瞬間にハシブトガラスの瞳の可愛らしさに気付かされました。

 東堀に到着して最初に感じた事はカモが何処にいるのかなあと思いました。まず最初に「カワセミを見つけるためにどこを見るのか」、この環境で鳥を探すにはどこの目線が大切なのか、カワセミを見つける為には、餌となる魚を見つける為にジャンプ台が必要となり、そのジャンプ台はお堀の縁やお堀に突き出している木々小枝をチェックする事が大事と教えてもらいました。カワセミがいないと判断したら違う鳥がどこかに止まっていないかと、目線をメタセコイアの木の梢の先端にツグミ類や猛禽類が止まっていないか、最後にお堀のどこかにカモが休息していないかを確認するとの事でした。そうしていたら、桜の並木に、運よく2羽のハクセキレイを観察する事ができました。

 少し歩いた地点でカモ類の姿が見えてきました。カモの種類と餌の取り方を話され、双眼鏡や望遠鏡でチャックしてほしい所の注意事項が有りました。特に見て欲しいカモはキンクロハジロで、金色のアイリングと冠羽(通称:ちょんまげ)との事でした。代わる代わる皆で望遠鏡に集まりキンクロハジロを見て喜んでいました。階段を上がり南堀に向かいました。堀を見た瞬間、カモがいないという印象でしたが、水際に近い城壁の上に目線を向けてカモ類が休息している事に気付きました。

 その後、今日、出会った鳥の振り返りをした後にまとめをして解散となりました。

観察種:ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、ユリカモメ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、スズメ、ハクセキレイ

久下先生のレーポト及び写真を全面的に掲載させてもらいました。一日大変勉強になりました。有難うございました。

大坂城公園内地図
観察開始
ハシブトガラス
ハシブトガラス頭骨とキャップ
頭骨左ハシブトガラス右ハシボソガラス
木にとまっているハシブトガラス
本で説明される先生
ハシビロガモ採餌